お墓参り&来宮神社の大楠
この週末、お世話になった方のお墓参りをするため、家族みんなで静岡県伊東市に行ってきました。
その昔、
どうしても映画が作りたくて、テレビドラマの助監督からドロップアウトしたオラは、
アルバイト生活をしながら、映画のシナリオを書きためる日々を送っていました。
しかし、その貧乏生活も長く続くと、、、、、、、将来が不安になり、自信もなくなり、、、、、、
やがて、『オラはなんてクダラナイ存在なんだろう』などと考えるようになってしまいました。
当時のオラを知る人たちは、
「あの頃の大和は死人のような目をしていた」
「このまま消えてなくなりそうなくらい生気がなかった」
「ガリガリに痩せていて、今よりカッコ良かった」
などと言いますが。。。。。。。。
とにかくオラの20代後半は、夢も希望も見失った、真っ暗な時代だったのです。
その暗黒の20代が最終盤に差し掛かったそんな頃、オラは『人生の師』とも言うべき恩人と出会いました。
オラよりも40歳ほど年上の会社社長でしたが、非常にパワフルで、活動的で、感性豊かで、、、、、
失礼ながら、【なんて面白いジイサンなんだろう】、【こんなに年が違っても気が合うことってあるんだなぁ】、と驚いたものでした。
何度か会ってお話しするウチに、その方のお仕事(主に書き物)をちょこちょこ手伝うようになり、
ある日、
「ウチの会社で働きながら映画の準備をしたらいい。アルバイトよりも収入が安定するし、いろんな人に出会えるから、絶対にそうしなさい!」
ということで、オラはサラリーマンになったのでした。
名刺交換の経験もなく、電話応対もうまくできず、スーツを持っていないからTシャツやパーカーで出社してしまうそんなオラを
「それでいい。それでいい」
と笑って許してくれた社長。
あの会社で過ごした1年間は、オラの人生で最も平和な時間だったのかもしれません。。。。。。。。
オラが入社した約1年後、社長は病に倒れ、お亡くなりになりました。
亡くなる前、オラが病室にお見舞いに行くたび、社長は
「大和君、こんなことになってしまってゴメン。本当にゴメン」
と。
死期を悟った社長に、こんなに心配してもらって、本当に申し訳ないなぁと。。。。。本当に情けないなぁと。。。。。。
社長が楽しみにしてくれたオラの映画、ようやく完成しました。
公開が決まったら、また報告に来ます。
写真は、お墓参りの帰りに立ち寄った、来宮神社の大楠。
パワーをいただいてきました!
初めて来たのに懐かしさを感じたのは、夫婦杉に似ているからでしょうか。。。。。。。。
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