うなぎのおもひで
ゲン担ぎとか、ジンクスとか、、、、、、実は結構気にするタイプのオラ。
だから土用の丑の日には、そりゃあウナギ食べますw
しかも、今住んでいる浦和はウナギが有名だそうで(引っ越してくるまでは全く知らなんだが)、美味しそうな鰻店がたくさんあります。
今年は去年行った所とは違う店で、すごい混み様でしたが、うな重を。
美味かった。。。。。。。明日も頑張ろう!
毎日食べれば、毎日頑張れるんだけど……。
毎年、土用の丑の日になると、思い出すことがあります。
今から6、7年前。。。。。。。。
テレビドラマの助監督をしながら悶々と貧乏生活していたオラを、ある若い俳優が訪ねてきました。
彼の名を、
片山享。
「一度、大和さんとゆっくり話がしたかった」
そう言って、汚いスクーターに乗って、オラの住むアパートを訪ねてきたのでした。
「仕事が欲しいなら、オラじゃなくて、もっと偉い人に頼めよ」
というオラに対して、
「いや。大和さんは、きっと何かやりそうだから。。。。。。。その時、僕を使って下さい!」
と、片山。
恥ずかしかったけど、やっぱり、嬉しかったなぁ。
「話をする前に、まず飯を食おう!今日は土用の丑の日だから、オラはウナギを食うことに決めている。君も付き合え!」
そう言って、片山を連れて鰻店へ。
正直言うと、オラ一人分でも予算オーバーだったけど、格好つけて片山に奢ってしまった見栄っ張りなオラw
その後、夜が明けるまで、いろんな話をしたなぁ。
もちろん、当時すでに構想があった『つるしびな』の話も。。。。。。。
それから5年以上が経過して、ついに撮影が始まった『つるしびな』。
その場に、重要キャストとして、片山享は立っていました。
しかしオラは、彼にとことん厳しく接しました。
「ふざけるな!君はもっとできるはずだ」
そう言ってオラは、彼が現場を楽しむことを一切許しませんでした。
友達としてではなく、監督と俳優として、真正面からぶつかりました。
片山にとっては、相当キツい現場だったでしょう。辛かったと思います。
でもね、あれがオラの映画のやり方です。
仲良しだからと言って、オラは絶対に妥協しません!
片山自身、それをしっかり理解していたから、どんなに辛くても、最後まで現場に立っていたのだと思います。
今年6月の涌谷町での上映会。
片山演じる「成沢浩次」がスクリーンに登場する度、会場はビックリするほど大きな歓声に包まれました。
嬉しかったなぁ、、、、、本当に嬉しかった。
土用の丑の日、片山享もウナギ食って、夏の撮影を頑張っていることでしょう。
片山享については、いずれまた語ります。
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