青木勇二さん、誕生日おめでとうございます!


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本日、9/19日は『つるしびな』の主演・及川勇雄役の青木勇二さんの誕生日です。

 

青木さんとの出会いは、今から5年ほど前。

その時オラは、俳優志望の若者向けレッスン書を作る手伝いをしていて、

「アドバイザーとして、きっちり俳優修業を経験している役者さんに取材したい」

ということでご紹介を受けたのが、青木さんでした。

 

その頃のオラは、すでに『つるしびな』の準備をしていましたが、実はそれを全く意識することなく青木さんと接しておりました。

というのも、

青木さんはとても物腰が柔らかく、温和で優しい人柄で、

勇雄のキャラクターとは全く正反対の印象だったのです。

また、青木さんは実年齢よりかなり若い印象がありましたから(今でも若い!)、

まさか勇雄役をやってもらうことになるとは、オラ自身、思ってもいなかったことだったのです。

 

そして昨年、実際に『つるしびな』のキャスティング段階になり、数年ぶりに青木さんに会っていただくことにしました。

特に「どの役でお願いしたい」とは伝えずに、

「とにかく一度脚本を読んでいただき、面白いと思ったら出演について御相談したいのです」

と言って、脚本をお渡ししました。

 

その日の夜、

脚本を読み終えた青木さんから、早速電話がありました。

「素晴らしい本です。ぜひ出演したいと思っていますが……私はどの役をやればいいのでしょうか?」

「勇雄役、やってもらえませんか?」

 

しばらくの沈黙の後、青木さんは言いました。

「やってみたい役です。しかし、私は長く役者をやっていますが、こういうキャラクターを演じたことがありません。私にできるでしょうか?」

 

オラは自信を持って、

「青木さんにお願いしたいのです!」

と言いました。

 

その後、勇雄役のキャラクター作りに、二人でずいぶん話し合いました。

特に、青木さんは見た目の印象が勇雄のイメージより若いので(実際は設定年齢と同じ年ですが)、どういう風に老けさせるかという点でアイディアを出し合いました。

 

映画を観た人からは、

「素晴らしいキャスティングです」

と褒められることがほとんどですし、

今となってはオラ自身、「勇雄=青木勇二」以外、考えられません。

 

今年、完成した『つるしびな』を観終わったあと、青木さんが印象的なお話をしてくれました。

「勇雄の性格は私とは全く違うのに、脚本を読んでも、演じる段階になっても、不思議と違和感を感じなかったんです。その理由が、今日やっとわかりました。勇雄は、私の亡くなった親父に、すごく良く似ているんですね。自分でも驚きました。スクリーンの中に親父がいました」

 

一緒に観にいらした青木さんの奥様も、映画の中の勇雄が、青木さんのお父様にあまりに似ていて驚いたそうです。

 

 

さて、蛇足になりますが、勇雄役についてもう一つのエピソードを。。。。。

オラは脚本を書く段階では、登場人物に知人の名前を使用します。

登場人物の性格に近いと思われる知人の名前を使用して書き進め、そのキャラクターのイメージが独立し始めた頃に、名前を付け直します。

『つるしびな』の及川勇雄というのは当初、「オラが尊敬する初老の男性」という意味で、プロゴルファーの青木功さんの名前を使用していたのです。

その後、名字を変え、イサオの漢字を変え、「及川勇雄」となったのですが。。。。。。

 

青木勇二さんが演じることになり、まさに「アオキイサオ」になったというわけです。

何だか不思議な気がします。

 

 

さて、長くなってしまいましたが、、、、

青木勇二さん、お誕生日おめでとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

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